ボイスオーバー 解説

移り変わる新興国。だからこそ世界へ目を向ける。

ひろ
ひろ
こんにちわ、ひろです。

専業でボイスオーバーアーティストを生業にしています。

まずボイスオーバーってなに?という人はこちら。

要するに、「声優・ナレーションをはじめとする宅録で行う声のお仕事全般」を指します。

専業1年目にしてボイスオーバーで月収100万円を達成した経験を元に、

声を仕事にしてみたい、副業を作りたいという人、

TV・アニメで活躍する声優やナレーターを目指しているという方へも、

有益な情報をお届けしたいと思っています。

変わる世界をお伝え

毎度毎度世界の話になってしまって申し訳ありません。

始めるか始めないか、ボイスオーバーとはどんなものか?というくらいの人には話が大きすぎる昨今ですが、

でも未知の世界に飛び出すには、それなりのチャンスとその確信が無いとえいやと飛び込めません。

そして日々世界の中でほほぅ、と思うものと出会うからこそお伝えしている次第です。

MENAとの交流

先日、MENA地域の最大のTV局と繋がりを持つというクライアントと仕事の打ち合わせをさせてもらいました。

はじめにMENAと聞いてなんじゃ?と思って調べてみると、

MENAとはMiddle East & North Afrika、中東・北アフリカ地域の国々を指す略称で、

主に、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、オマーン、カタール、バーレーン、トルコ、イスラエル、ヨルダン、エジプト、モロッコの11カ国をさすそうです。

カタールなんていうとがっつりワールドカップの開催地。これも日本代表がサッカーで名を轟かせたからこそ生まれた縁かもしれないと思うと、サムライブルーさまさまでございます。

MENAとは?

で、なんでそんな略称で呼んでいるかというと、

BRICsというのは小耳に聞いたことがある人がいるかもしれません。

ブラジル ロシア インド 中国 南アフリカの五カ国の頭文字で、

2000年代以降に著しい経済発展を遂げた国の総称との事です。

そのポストBRICsとして、次に来ると言われているのがMENAということらしいんですね。

力をつけた結果、きなくさーいことになっているBRICsの国々。

西側も脅威に感じ、制裁やら追い出しやらを進めている中で、

その影響も少なからずある中、オイルマネーを背景に、経済基盤も整ってきて、安価な労働力も豊富な中で、今後も成長していく市場として注目されているとのこと。

移り変わる勢い

自身も仕事でつながりが多かった国は、欧米に中国、韓国、インドネシアが中心だったのですが、

ここへきて中東・北アフリカからも話が来るようになってきました。

こうやって世界の中での活気は移ろっている。
そりゃぁ10年、20年が経つというのはそれくらいの期間なのです。
なんも変わっている気がしない国内だけ見てると、
本当にどん詰まりそうだなぁという事を日々痛感します。

勢いのある国は移り変わる。

高度経済の先にあるのは

日本が勢いがあったのは、言わずと知れた高度経済成長でしょう。

ただその躍進を制御しきれずくじかれてしまったわけですが、
移り変わる世界情勢を考えると、まぁプラザ合意などなくても、どこかで日本の勢いは止まっていたんじゃないかなぁとか思ったりもします。

そして一度経済的に豊かになってしまうと、国民の力も強くなっていき、色んな規制が作られ、既得権益が守られ、福祉支出も莫大に増えていく。

そんな中では尖った経済成長なんてできるわけもなく、でも新興国に比べて賃金は高い為仕事は集まらず、さらにエネルギーなどの資源の少ない島国は衰えていく。

イノベーターのジレンマというのもありますが、同じようなことが国単位でも起こっていくのでしょう。

大きな老人ホームとも言われる日本という国で、確信的な成長の機会は中々現実的ではなさそうです。

日本がほっとかれるイノベーション

先日もイーロンマスク氏が、ニューラリンクという脳インプラント企業のイベントで、テレパシーで文字をタイプするサルの映像を公開。ヒトへ脳にチップを埋める臨床試験を目指しているようです。

体に障害のある人が体を動かしたり、会話したり、目の不自由な人の視力回復も目指すなど、スマホ以降の人類への大きな革新を産みそうな事業です。

ただすでにチップを腕に埋め込むということは世界で既に行われていて、それがもっとも盛んなのが北欧スウェーデン。

鍵やクレジットカードや電車のチケットとして利用しています。これも人口が大きすぎず、程よく若者のバランスも良く、国内での意思統制がしやすい事なども関係がありそうです。

一方で。

日本が電子ウォレット化もマイナンバーカードも導入が進まず、老人がついていけないのは良くないとか絶望的な事を言われている間に、世界は2歩も3歩も進んでいきます。

人体に命に関わるわけでもない中で人工物を埋め込むなんてリスクのありそうな事を日本で推進できるなんて到底思えません。

新興国などでは、リスクを伴っていようが、大きく利益をもたらすであろう技術は規制なく取り込んで成長していきます。

そして他国が成功と失敗を出し切って、日本国内の理解が進んだところで、日本はまた成長産業で世界と渡り合う事ができず、世界へ対価を払って技術を提供してもらわないといけないわけです。

なんなら日本の規制でできない薬や手術を求めて渡航するように、新技術を得る為には海外へ出ないといけないということもどんどん出てくるでしょうね。

絶望。

犠牲も忘れてはいけない

ただ、成長には犠牲がつきもの。

今回のカタールでも会場建設に何千人も亡くなっているということで非難されていますし、

欧州も他国侵略の歴史があれば、日本でも公害問題などがあったりしました。

高度成長、バブルめちゃうらやましい〜なんていってますが、その派手さと大金に隠れて裏では色々エグいことがあったに違いありません。

現在漫画の海賊版などに対して大々的に非難しているわけですが、戦後の日本の歌謡界では、バッシバシにアメリカの曲のパクリが行われていたようですし。

現在、景気後退にさらされようとどこまでも力強いアメリカ経済も、裏では色んな問題を抱えています。

今の自分達は守られているが故の低成長。どうせ低成長ならありがたみも感じるべきなのかもしれません。

結論

と、ということはですよ。

まだまだドラスティックには変わりようの無い「高福祉国家日本」の中で、

まだまだ派遣を握っていくアメリカ・中国。歴史の中で培った力強い経済を持つ欧州。近年成熟を迎えたBRICSにこれから上り調子のMENA。

これらの国々と日本で取引し、世界基準の経済を持ちながら、日本の制度で守られて過ごす。

その後に、大きく日本という船が成長へと向かっていくのをじっくり待つ。

これが最高なんちゃうんかい。と。

そんな結論が出ました。

一昔前の日本の経済を持ちながらタイやインドネシアの物価で豊かに過ごす、というようなことが、今は日本がその対象なんでしょうね。

それでも海外へ出ないといけない日はくるかもしれませんから、外国語の勉強というところも今後も大事なスキルになっていくでしょう。

日々感じる世界の変化に敏感に、長期的な視点で準備をしていきましょう。
情報強者がより良い未来を掴めるはずです。

ではでは。