演技・技術関連

【ボイスオーバーが】宅録のメリット 番外編【よりクリーンな世界に】

ひろ
ひろ
こんにちわ、ひろです。

専業で、宅録での声のお仕事=ボイスオーバーを生業にしています。

ボイスオーバーで月収50万円を達成した経験を元に、

声を仕事にしてみたい、副業を作りたいという人、

声優やナレーターを目指しているという方へも、

有益な情報をお届けしたいと思っています。

さてさて、古くはスタジオでしか仕事が無かった時代から、
現在は個人が機材を持ち直接仕事ができるようになってきました。

その上で、また違った角度からのメリットというものをあげてみたいと思います。

やはり使われてナンボの業界

多くの下請けワーカーがそうであるように(逆に何からも請けていない、なんて仕事も厳密には無いような気もしますが)、

声優、並びにボイスオーバーアーティストというのは、「使われてナンボのお仕事」です。

そして中でもスタジオ声優・ナレーターというのは、現場へ行って人と会ってやりとりをしていきます。

そして裏方、職人として重宝されていた時代から、

現在ではファンをたくさん抱え、ステージに立って歌を歌いダンスを踊ったり、
アイドル的要素も兼ねる存在となりました。

それが故にトラブルを生むことも。

しばしば都市伝説のようにささやかれることもありますが、
スタジオ収録では、事務所に所属していようが、

・現場で打ち合わせとなんだか話が違う内容の原稿を読まされたり、

・先方の方に口説かれたり、

対面である、名がしれていることによるトラブルも少なからずあるということも実際に耳にしていました。

もちろん多くの現場は素敵な人間関係でやりがいのある現場だというのは自身でも体感していますが。

構造として生まれるトラブル

が、立場と慣れが生んだものなのか、クライアントであるという立場を利用したふるまいが存在する事が実際にあります。(本人はそれを愛情と呼ぶかもしれません。)

声の業界にも、
飲み会などの紹介でクライアント様と意気投合して仕事をもらえたりと、
コミュニケーションを利用して関係性の中で仕事を頂く事があります。

一般社会でも度々問題になってしまう事があるのに、
さらに人間の感情という表現を極限まで高めて、心の結びつきによって人間というものを凝縮して表現する芝居の世界では、

「故意か勘違いか」、そういった立場の差の中で生まれる相手への想いのすれ違いも出てきてしまう面もあるでしょう。

ある現場では、休憩のたびにプロデューサーの方へ走っていき、よいしょ合戦が繰り広げられていた。
というようなことも聞きます。そりゃぁ受ける側を勘違いをさせられる余白もあるでしょう。

自分自身、ままならない人間関係に泣く人も多くみてきました。
ただでさえ実力のいる世界で、ちゃんと才能があるのに、また違う強さまで求められてしまうのは酷ですし、業界の為にもよくないですよね。

それを明確に自分の武器と定め、覚悟を決めた人を止める資格はありませんが、それに巻き込まれる人がいるのも事実。

フリーランスの声優・ナレーターはなおさら事務所という後ろ盾がなくなる中で、そういうものと上手く距離感を保つ術を身に付けなければなりません。

時代が生んだ明確なライン

そして時代が流れ、声を届ける、と言う手段の中に宅録、ボイスオーバー という手段が生まれました。

そのメリットとして、対面での人間関係というややこしいものと明確に線を引けるという事が挙げられます。

宅録は物理的距離がある中での依頼。めったなことにはなりません。(打ち合わせと称して対面を希望する人には気を付けましょう。

一緒に収録できないじゃないか! → スタジオの現場も抜き取りがあります。

ディレクションができないじゃないか! → ネットミーティングを使えば可能です。

実際コロナ禍で完全別撮りの作品も増えましたし、有名人を多く起用する作品では一人づつ録るスタイルも多いでしょう。(掛け合いが多い二人で、とかはあるでしょうか)

もちろん、マイクの差やアニメなどでは予算の都合など、色々な壁はあります。

まだまだ現状のやり方が急に大きく変わる事はないでしょう。

より深い部分では、スタジオを持つ大手事務所、TV局、音響事務所、そういった所はより個人が活躍できる時代の変化を当然良しとはしないでしょう。(自社を守る意味でも)

ですが、それぞれ求めるもの、戦い方に応じて取捨選択できるようになったことも、ボイスオーバーの一つの革命なのではないでしょうか。

ネットのエンタメがより盛り上がり、力を持ち、レギュレーションややり方などが整ってくれば、また面白い未来が待っていそうだなぁと個人的には思っています。

まぁネットだからトラブル全般がないなんてことは無いので、違った形の自衛は必要にはなってくるのですが。

元々職人として声を当てていた声優がメディアで人気者になり、

今度はネットの世界で、職人的な要素が求められるようになったというのも面白いなぁと思います。

(その背景には個人プレイヤーが炎上しがちで事務所もなく保障も無いから、あんまりはっきりCVとして名乗らせないなんてこともあったりするので、なんとも皮肉だなぁとも思いますが。)

とはいえ、その辺も色んな事件とともに共通意識も醸成されていき、これからどんどんまともなネットスターというのも出てくるのでしょうね。

時代の中で生まれて育ってきたボイスオーバーが、よりクリーンで対等な業界を作ってくれることにも期待したいところですよね。

まとめ

ということで、人間関係のお悩みもボイスオーバー で解決!ということでした。

たとえば学校でもこんなに人間関係が難しいなら業界なんて無理!となってしまうこともあったりします。
(学校は学校で特殊)

先輩関係やマネージャーさん、師匠クラスの方々との関係も、悩まされる事もあったりします。

もちろんその多様性とそれぞれの尖った主義に接して刺激を受ける事で、より自分の魅力も掘り下げられ強いプレイヤーにもなっていくとは思います。

要するに、それぞれの強み弱みに合わせられる時代になった事がとても最高だなぁと思います。

そして、なかなか日本では発展途上のボイスオーバーの知識は多くは出回ってない現状もあるかと思いますので、自分の持てる知識は一生懸命出していけたらなぁと思っています。

ではまた。