ボイスオーバー 解説

コピーも大事だけれど、自分の読みも確立しないとブレるよね

ひろ
ひろ
こんにちわ、ひろです。

専業でボイスオーバーアーティストを生業にしています。

まずボイスオーバーってなに?という人はこちら。

要するに、「声優・ナレーションをはじめとする宅録で行う声のお仕事全般」を指します。

専業1年目にしてボイスオーバーで月収100万円を達成した経験を元に、

声を仕事にしてみたい、副業を作りたいという人、

TV・アニメで活躍する声優やナレーターを目指しているという方へも、

有益な情報をお届けしたいと思っています。

コピーしやすい宅録

色んな仕事をしていく中で、誰々の声真似を〜とかどのキャラっぽい声で〜とかいう案件が日本案件では多かったりします。

その他ナレーションとかであっても、ナレーションってこういう感じだよね、という雰囲気をコピーしながら表現していると思います。

もちろん連綿と続いてきた読みの歴史の中で、良いとされたもの、受け入れられたものの表面的な技術を学ぶということはとても大事です。その奥にきちんとそれぞれの個人のソウルを入れ込む必要があるという大前提をしっていれば。

その上、宅録という形式では、録る前に他の動画を見ながらとかが可能です。

スタジオではそんなyoutubeとか開きながらやれるわけではなく、自分の記憶の中からの表現を引っ張り出してやるしかないわけです。

そしてクライアントもyoutubeの中でイメージに近い動画とかを添付してくださったりするので、なおのことコピーの機会は多いです。

まぁ自分はコピーがめちゃくちゃ上手いわけではないのですが、ある程度は雰囲気を寄せる事ができます。

が、それをたくさんしていく事による弊害も少し出てきたなぁというお話です。

昨日も大型案件での大変な事というお話をしていたのですが、

それを宅録で録っていく場合、さすがに一日で録りきれない量ということも出てきます。

翌日に持ち越して、改めて録るときに、一応前回録ったものを聴きながら合わせようとするのですが、

録り終わってみると、自分の中で微妙に違っちゃったななんてことが出てきたりします。

テンポ感や表情などのトーンや響きなど、色んなことをたくさんやっていると、こういった時に少し狂ってきちゃうということがあるんだなぁという学びがありました。

それによってNGが出たことはないので、個人的な反省の範囲内ということではあるのでしょうが、

やはりそこは実力不足であり、技術力の無さが招いたことであり、無意識か意識的にか、どこか聞き手に違和感を与えてしまうかもしれません。

そういったときに、やっぱり読み手としては、一本ぶれることのないベストリーディングの型をもっておくべきだよなぁというのは実感しています。

特にトーンの指定なく、正統派で聞きやすい音声で、というような要望の時に、何時間読んでも、日をまたいでも変わらないクオリティの読みというのが、長くやり、信頼してもらい続ける為に必要なスキルの一つだなぁと思いました。

発生準備の時に必ず短いものでも同じクオリティで読むといった、再現性、というスキルも是非どこかで意識してもらいたいし、その為には自分の中のこだわりの型を作るということも考えないといけませんというお話でした。

コピーも大事だけど、どこかに自分の唯一の個性の滲む読みを。

ではでは。