ボイスオーバー 解説

エンタメ業務には深く知るコストもあるよね。

ひろ
ひろ
こんにちわ、ひろです。

専業でボイスオーバーアーティストを生業にしています。

まずボイスオーバーってなに?という人はこちら。

要するに、「声優・ナレーションをはじめとする宅録で行う声のお仕事全般」を指します。

専業1年目にしてボイスオーバーで月収50万円を達成した経験を元に、

声を仕事にしてみたい、副業を作りたいという人、

TV・アニメで活躍する声優やナレーターを目指しているという方へも、

有益な情報をお届けしたいと思っています。

ボイスオーバーのお仕事

ボイスオーバーの仕事において、読むだけでしょ?だから安く請負ってよ、という雰囲気のオーダーはやっぱり多いものです。

見えないコストということで、

過去の記事でも色々あるよ、というような話をしましたが、

最近これもコストと言えばコストかーと思ったことをお伝えしたいと思います。

エンタメのお仕事

それはエンタメ系のお仕事をしていて思ったのですが、

エンタメ作品なんかの声を担当したときに、ある程度長い付き合いになってくると、

直接的な関わり合いも増えてきます。

コミュニティも作られながら、付き合いができたりする中で、

作品について話したりと言ったことも増えてきます。

一番好きな作品は?あの作品でよかったところは?

関わった作品なんだから全部みてますよね?

といったような無言の圧力をゆるーりと感じたりもします。

もちろん関わった作品は心を込めて声を吹き込んだものではあるのですが・・

毎月100件以上案件に関わっていて、全部チェックしている暇なんてねーよ(‘、3_ヽ)_

というのも心の端で思ったりもします。

意外と大変なプレイバック

ただでさえ自己肯定感の低い自分としては、一番苦手なのはエンタメ系のプレイバックです。

相手がいない中で取ったものが編集されたものを聴こうもんなら、2秒毎に反省ともっとこうすればよかったが無限に湧いてきて、心のダメージを受けまくります。

じゃぁなんでやってんだって感じかもしれませんが、これはこれ、それはそれ。やっているときと貢献できたときはもちろん大きなやりがいがあるのです。

ナレーション系では完成までのフィードバックこそあれ、完成後に感想聞かれることなんて全くないので、

そこはなかなかの違いなんじゃないかなーと思います。

個人的には業務の中で一番ダメージを負うやつです。

成長のためにはコメントを読んだ方がいいだのダメは全部受け止めろだの言われることもありますが、

DNA的によくない人も多分いるんだと思います。そこは明確なエビデンスの無い成功者のアドバイスは半分参考にしつつ、自分の性質と向き合ってやり方は決めていくべきだとも思います。

プロたるもの

そう考えると、スタジオアニメ声優さんの主要キャラのほとんどは、いろんな媒体でのインタビューやらラジオやら、あらゆるところで作品全体での意見を求められ、自分の関わる作品の事なんだから知ってて当然、知らないとやばくね?とされるんでしょうから、相当大変だろうなーと今更ながらに思います。

もちろん。

プロとして活躍される先輩方を見回すと、本当に作品への愛があふれている方々ばかりで、

え、そんなところまで読み込んでるの!そんなことも覚えているの、調べたの!その見方斬新!

といったような、ちょっとやそっと確認しただけでは辿り着けない深さの視点をもっています。

それを努力ともせず、楽しみながら取り組める、それも一つの才能だと思うし、

作品に他の人にできない自分の個性をぶちこむ為の本当に大事な作業なんだろうと思います。

だから何万人、何十万人の頂点に君臨し、圧倒する表現を提供し続けられるんでしょうね。

無限だからこそ

ただ薄利多売が基本のボイスオーバーおいては、そのコストをどこまでかけられるのか、いつまでかけられるのか、そこがしんどいしその先に得られるものがあまりないかも、と思ってしまったときには離れどきなのかもしれません。

大した報酬も払わず、完成後にちゃんと確認することやその宣伝をコストとも思わず要求してくることにはムム?と思うこともあります。

ここもかけようと思えば無限にかけれてしまうコスト。

その代償に時間がなくなって営業すらできなくなってしまってバイト生活、なんて目も当てられません。

どこまでかけるか、かけたいか、かけるべきか。

そこの判断もしっかり自分の軸を持ちながら行動していくことをお勧め致します。

ではでは。