ボイスオーバー 解説

【英語ができないことすらも】ボイスオーバーと日本【追い風】

ひろ
ひろ
こんにちわ、ひろです。

専業でボイスオーバーアーティストを生業にしています。

まずボイスオーバーってなに?という人はこちら。

要するに、「声優・ナレーションをはじめとする宅録で行う声のお仕事全般」を指します。

専業1年目にしてボイスオーバーで月収50万円を達成した経験を元に、

声を仕事にしてみたい、副業を作りたいという人、

TV・アニメで活躍する声優やナレーターを目指しているという方へも、

有益な情報をお届けしたいと思っています。

日本におけるボイスオーバー

さて、最近いろんな事がボイスオーバーの未来への追い風となっているなーと言うことを感じて綴っているのですが、

日本という環境そのものも、ボイスオーバー環境に適しているのでは、と思ったので整理してみます。

歴史ある声の文化

日本における声優文化はラジオと共に産声を上げました。
(まぁさらにいえば日本の芸能の連綿と続いた伝統も声にもつながっているとは思いますが)

声だけで見れば6、70年の歴史があります。

ほんの近年できたVtuberや配信の世界とはまた重みが違いますよね。

その歴史があるからこそ、始祖から草分けてきた事務所の多くは、その歴史に習い縛られ、
新しい事を始めようとすると現役でもある大ベテランから窘められ、
若手はこれまでの声の業界のシステムの中でどれだけの技術があっても、ブレイクしないと食べられない環境の中で疲弊していきます。

と、そんな多くのトッププレイヤーや、スタジオに手が届きそうで届かない才能あるプレイヤー達が、
東京のスタジオという限られたパイを全力で奪い合いをしているという構図。

そんな状況の中で、ボイスオーバーは安定した職につきながらでも出来て、稼げそうな感じがあればそこから専業になることもできる。

ボイスオーバーは人生をギャンブルにせず声の仕事に勤しむことができます。

それもボイスオーバーであればしっかり給料は得ながら活動できるので、結果として、
スタジオ声優・ナレーターでよくある、『東京近辺にしか住めず、高い家賃と物価、ギリギリのバイト生活、少し売れれば微々たる報酬でスケジュールが縛られ、逆に生活がキツくなる状況』に比べて貯金も溜まり、
良い機材や良いレッスンが受けられる、上昇相乗効果の渦にいます。

これだけでも、次世代のスターがどこから出てきそうかと言うと、ネットが中心になってきそうなのもわかりますよね。

そして掴めそうで掴めない夢に捉われ続けたプレイヤーの将来も少し気にかかります。

日本の市場もまだまだ

やばいやばいと言われ、すでに後進国だといわれていますが、それでも1億人を超える日本という市場は立派なもの。

日本の中でも声というものにお金を支払う余裕のある企業や、エンタメで一旗あげようというクリエイターなどたくさんいて、ネット案件の広がりも増えていっています。

食うや食わずの社会では声の需要なんてほんの一握りでしょうが、こんな端っこのボイスオーバーアーティストも人並みの報酬がもらえているというのは、国としての地位のおかげでしょう。

日本の第二言語習得の壁

日本では外国語の習得が難しいと言われています。

引っ込み思案な国民性、島国で外国語との交流が少なく日本語だけで生活ができてしまう、日本の英語教育の遅れ、外国語もカタカナで表現できてしまうことの弊害。などなど。

いろんな要素が絡み合っています。
英語などは、語順や文法など、そもそも相性が悪いともいわれますよね。

自身も日本の中にいて、日本語だけで生活して困ることは中々遭遇しません。

旅人に外国語で話しかけられてオギオギしながら聞いてみるか、聞こえないふりして逃げるかと言ったことや、不意に必要になった外国語に対応できる人を見て、憧れの眼差しで眺めるかくらいのもの。

ただ、そういった日本人が日本語しかしゃべれないということ、日本の市場としての価値が混ざり合い、

外国の原稿を日本語で読むというボイスオーバーのお仕事につながっているわけです。

言葉の壁すらも味方につけるボイスオーバー。

がんばれ日本の政府。ここまできたらこの先も英語の授業改革をせずに英語トラウマを植え付けろ!(皮肉)

まとめ

ということで、日本とボイスオーバーという業界の相性の良さについて語ってみました。

ボイスオーバーにおいては、日本語が十分に喋れるという事で、資格の60%は得たようなもの。

あとは工夫とビジョン次第でどうとで化ける可能性を秘めた業界なのです。

中々ビジネス系インフルエンサーが上げるオススメ副業に名を連ねることはありませんが、
逆に上がるときには飽和のトップにあるはずで、ボイスオーバーは数年以内にはそういったもので扱われてもおかしくないと確信しています。

是非ブルーオーシャンの内に、先行者利益として、たくさんのクライアント様との固い縁を気づいておけば長く活躍できると思いますよ

ではでは。