ボイスオーバー 解説

【基本】ボイスオーバーの禁断の報酬交渉術2【使ってはいけない】

ひろ
ひろ
こんにちわ、ひろです。

専業でボイスオーバーアーティストを生業にしています。

まずボイスオーバーってなに?という人はこちら。

要するに、「声優・ナレーションをはじめとする宅録で行う声のお仕事全般」を指します。

専業1年目にしてボイスオーバーで月収50万円を達成した経験を元に、

声を仕事にしてみたい、副業を作りたいという人、

TV・アニメで活躍する声優やナレーターを目指しているという方へも、

有益な情報をお届けしたいと思っています。

禁断の交渉術part2

さて、交渉術第二弾となります。

前回、フリーランスは交渉との闘いである。というお話をしました。

待っててもだーれも報酬をあげてはくれません。

エージェントもない、組合もない。良きクライアント様に巡り会えなければ搾取されてしまう。というような状況です。

なので交渉についても考えながら行動していこうというお話でした。

禁断と書いているのは、エグめの交渉はともするとクライアント様が離れていくことにもつながってしまったり、

プラットフォームとかでは、評価の欄などもあり、そこで評価を落としては案件から遠のいてしまうということもあり得るからです。

諸刃の剣をいつ抜くのか、それも大事な決断です。

クライアント側のアキレス腱

さてさて、我々ボイスオーバーは、基本圧倒的に雇われる側になります。

たくさんいるなかから選んでもらい、報酬に見合った働きができるかどうか。

できなければ他の人を探されてしまうだけです。

そんな関係の中で、時として急に価格を下げようとしてきたり、こちらの落ち度ではない大量の修正をかましてきたりします。

工数が増えるということはこちらの稼働時間が減るということで、それも報酬が減る原因になっていきます。

そんなときに交渉するためのポイントは、「納期」の部分です。

クライアント側も、何かのプロジェクトで映像制作や音声制作を担っている、ということが多いです。

結局ボイスオーバーにおいては、クライアントのさらにクライアントがいることが多いわけです。

広告動画や社内レクチャー動画まで完全に自社で作るというところも珍しいですよね。

ということは、その我々の直接のクライアント自身が抱えている納期というのもあるという事。

そこがクライアント側のアキレス腱であれ、こちらの交渉ポイントということになります。

そういったこちらに不利な交渉をされると納期がどうなるでしょうねぇ〜という感じです。

使うことはめったにありません

まぁ何度も言うように、多くのクライアント様は満足の行く報酬と納期を設定してくださることが多く、のびのびと仕事させてもらっています。

が、そういったことで闘わないといけないことがあることも事実で、その時に、しっかりと交渉のポイントを押さえておくというのも、余裕をもって仕事を行う上では必要なことになります。

まぁこれがスタジオであれば、東京の案件の世界は狭いですから、

交渉でもしようもんなら「あの人は面倒臭いプレイヤーだよ」と様々盛られながら業界を噂がかけ巡ってしまうと思います。怖い所です。

プロデューサーや音響監督が飲みにいけば使いたくない声優、半年後には消える声優の話になるっていうんですからねぇ。そりゃぁ声優なんて使い捨てと言われてしまいますよね。

そんな中にあって、広大なボイスオーバーの世界はより動きやすい所だとも言えます。

もちろん基本は「誠実に、迅速に、高品質に」を続けていれば、紹介らしき案件が増えていって、あっという間に抱え切れないほどになり、良い条件の案件を残っていくようになってきます。

相手に良いバリューをギブする、というのはどの職業においても変わらない原則ですが、

その中でもボイスオーバーならではの交渉をお伝えしました。

以上です。

ではでは。