ボイスオーバー 解説

サラリーマンとフリーランスが最強

ひろ
ひろ
こんにちわ、ひろです。

専業でボイスオーバーアーティストを生業にしています。

まずボイスオーバーってなに?という人はこちら。

要するに、「声優・ナレーションをはじめとする宅録で行う声のお仕事全般」を指します。

専業1年目にしてボイスオーバーで月収100万円を達成した経験を元に、

声を仕事にしてみたい、副業を作りたいという人、

TV・アニメで活躍する声優やナレーターを目指しているという方へも、

有益な情報をお届けしたいと思っています。

何も知らずに飛び込む怖さ

私の声の事業へのキャリアの最初は専門学校でした。

専門学校へ行き、バイトしながら上京費用を貯めて、東京へ行き

そこでもバイトをしながら声優事務所へ所属し、仕事をもらい始めました。

30代も半ばになり、いろいろ経験を踏まえて振り返ってみると、

おぞましいほどに稚拙だったなぁと思います。

何の知識も持たずホイホイと好きな声優の入る声優専門学校へ行き、言われるがままに真面目に頑張り、

なんのスキルにもならないマックジョブばかりでバイトをして、そこでの仕事に慣れきったあともダラダラと仕事を続け、就職しても十分に取れるくらいの時間しか練習に当てていませんでした。

そして勤務時間のフレキシブルなバイトの強みを活かせるほどフットワークが軽くもなく。

裏目裏目に時間を消耗した20代前半だったなーと思います。

なんの力か、過去をそう思えるほどには成長できている事がありがたいですが・・。

会社で働くということ

そこから会社で働くことになりました。

もちろん声優事務所も会社と言えば会社なのですが、中々内部事情にタッチすることはできませんし、月収のマネージャーと事業提携の声優とはまた違う存在であることは感じていました。

そして初めて会社に勤めてみると、

社員とは、会社を存続させるために「自分の給料以上に儲けを会社に与える存在」であり続けなければならないこと、

創意工夫を持ってリスクもかけながら常に革新的に同業者と戦っていくこと。

数字を正確に分析し、追い求めていく存在なのだということが肌感としてわかってきました。

もちろん声優もそうなのですが、想像力も勉強もできない自分は、売れない=努力が足りない。という貧弱な公式しか持ち合わせていませんでした。

そしてアルバイトは、所定の仕事をすれば一定の賃金をあげます。というだけの存在。

非正規が増えていくほどに国力が弱体化していくのもうなづけます。

境目は無くなっていく中で君はどうする

そんなこんなで、価値を提供し利益を得ていくこと、正社員の給料感、社会人の最低限のPCスキル、安定しながらスキルを得ていくことなどを経て、有意義な生活を送れるフリーランスとして独立することになりました。

最初から会社員ならもっと早く安定していたんじゃ、という話もありますが、

おそらく、死にたいほどやる気がなかった大学受験をひぃひぃいいながらFラン大学へ行って、コミュ障を撒き散らしながら可もなく不可もなく卒業し、特定のスキルもないままブラック企業で、洗脳されてやめる勇気もでずにぐずぐずしている未来が容易に描けます。

まず安定という細いレールからなんとか飛び出すという行為を若いうちからできたことで、リスクを背負って行動するということができているんだなぁと思うと、アホなりに20歳前後の自分の無謀さを抱きしめたくもなります。

今後、お笑い芸人のラランドのサーヤさんのように、時代はどんどん兼業へと向かっていくと思います。

サーヤさんは優秀だったのでフレキシブルな会社で自分の価値を提供し完璧な兼業をできたと思いますが、

今後時給は上げざるを得なくなり、飲食店は不景気の中で立ち行かなくなりアルバイトは減っていき、

ユーバーイーツ配達員のようなちゃんと生活を立てられるレベルのフレキシブルな仕事か、フレキシブルな正社員か、というような形へ進んでいくのではないでしょうか。

そうなった時に、エンタメ志望の人は、他のスキルも持っていないと、まず生活することができない時代へと突入していきます。

天才以外は下積みの費用を作ることも考えられる事が成功を分ける時代へ入っていきます。

とにかく声のスキルだけを磨こうと思っていませんか?それが逆にあなたのエンタメとしての寿命を短くしているかもしれません。

「本気」とは定職に就かず頑張るということでしょうか?
今の自分なら、少なくとも平均以上の稼ぎを出しながら、大切な時間を会社にうばわらすぎず、金も心も時間も余裕を持ってやりたいことに打ち込む環境へ自分を持っていく事が「本気」なのだろうと思います。

ベテランはバイトしながらなんとかやってきたとかいう人もいますが、時代も物価も選択肢もなにもかもが違います。

思考停止せず、多くのことに興味を持って、いろんなスキルを蓄え、価値を提供できる自分にしていくことをおすすめします。

ではでは。