ボイスオーバー 解説

【勝手にお悩み相談QandA】声優・ナレーターの夢を反対されるんですが?

ひろ
ひろ
こんにちわ、ひろです。

専業でボイスオーバーアーティストを生業にしています。

まずボイスオーバーってなに?という人はこちら。

要するに、「声優・ナレーションをはじめとする宅録で行う声のお仕事全般」を指します。

専業1年目にしてボイスオーバーで月収50万円を達成した経験を元に、

声を仕事にしてみたい、副業を作りたいという人、

TV・アニメで活躍する声優やナレーターを目指しているという方へも、

有益な情報をお届けしたいと思っています。

さて、勝手にお悩み相談ということで、

自身が声優講師時代に多かった悩みなどをズバッとお答えするコーナーです。

実際に現在、声優・ナレーター・ボイスオーバーに関してお悩みがあればドシドシ受け付けていますし、

来なければ勝手に回答していきます。

声優・ナレーターの夢を反対されるのですが・・

これは声優学校に講師として在籍した上で一番多く聞かれた悩みでしょうねぇ。

高校卒業やさらには中学卒業から入るとなると、
どうしたって親のサポートは必須となり、トータル300万近くかかってしまう声優学校だけに、
そこに本当に投資価値があるのか、一生続けられるのか、そもそも食べれるようになるのか。

様々な不安も尽きないですから、大賛成だから頑張りなさい、というような親御さんは少数派でしたね。

これに自身も目指し、そして親とも交流した身から回答いたします。

子供目線

子供目線で言うと、

君の親の今の反対具合が、『あなたが十数年の間に培ってきた家庭での信頼感』です。

やるべき事ができてきたのか。失敗にもへこたれず学びを深めてきた経験はあるのか。

自分のことだけじゃなく家族の何かにも貢献してきたのか。

どういう覚悟と将来設計を家族に伝えられたのか。

その全ての結果が、親の「不安定な道を決めた子供への対応」という結果として現れる事でしょう。

親の反対に憤慨する前に、まずは自分の人生を見つめ直さなければならないということでもあります。

先ほども行った少数派の賛成をもらった子供さんは大きく分けると、

全てに消極的だった我が子が初めて何かをやりたいと自分から言い出したから、
期待はしていないけど、やらせてあげたい。タイプか、

全ての行動を子供の責任で決めさせていて、本人がそう決めたのならそれを尊重し応援する。というタイプ。

後者の子は須く責任感があり前向きで周りとも上手くやるスタッフの期待感も高かった子がほとんどでした。

きちんとこれまでの人生で応援してもらう下地を作ってきたということなのでしょうね。

と言う事で、何か大きな決断と周りの反応は、自分がこれまでどれだけのものを周りにgiveしてきたのか。
その答え合わせであり、

それはその先の業界においても、小手先の技術や多少の才能なんかよりも大いに役に立ちます。

もちろん反対の内容にもよりますが、しっかり反対されるということは、少なからず自身の生き方を省みる事も大事なのかもしれません。

まぁ親の大反対から1流になって人もたくさんいますので、一概にどうとは言えませんが、
一番最初のファンは親になってもらう、ということは非常に大事な事なのだと思います。

かく言う自分は大反対の末家出をする事で承認を得ました。笑

なんの信頼値も溜まっていなかったのでしょうねぇ。逆によく最後折れてくれなぁと思いましたし、
そんな大イベントまでやったからこそ、中途半端に止める事はなかったのだろうなぁとも思います。

親の反対は最低限のハードルを作ってくれていると思って、よーしじゃぁ超えてやろうじゃねぇかぁと逆に燃えるくらいが良いのだと思います。

説得

家出とかそんな邪道はさておき、

まずは「親に反対された」という事象の背景はしっかり自分で人生を振り返る必要があるよというお話でした。

そして、いざ反対から賛成へ持っていきたいと思ったときの話です。

説得の為のポイント

まずは何の理由で反対されているのかと言うことを確認する。

まぁ総合的にとか反対側もなんとなくということもあるでしょうが、

何に強く反対しているかということは冷静に聞き出さないといけません。

学費の経済面なのか、将来の職への不安なのか、プロへの道筋が見えなくて不安なのか、
もしなれなかったときにどうなってしまうのかetcetc…

ポイントを聞き出し、そのポイントを押さえた説得が大事になります。

逆に最初の告白の時にも、あらゆる反対理由を想定して、その点について自分の明確な考えを持っている。
という状況はかなり安心感を引き上げますので、そこは抜かりなく。

そしてその作業は、
将来自身がプロになっていく中で、
事務所やマネージャーに、なんで自分を売るべきなのか、事務所へ利益をもたらすポイントを作り売ってもらう、自分のプレゼンという売れるために必要な工程でもあります。

自分の言葉と想いで人の心を動かすことが、自分を売ることも、芝居にも生きてくる事なのです。

自分の場合は目指すことをオカンに告げたところ怪鳥よろしくヒステリックな奇声が止まらなかったので、まったく説得できませんでした。そんなこともあるんですね。それもこれまでの行いかもしれませんが。

成功体験から話せる事がなさすぎて恐縮ですが、いろんな親子と接している中で、大事なことはこう言うポイントなのだなぁと言う確信を得ました。聞く耳を持ってくれる親かどうかは祈るしかないのかもしれません。

他にも、何歳までになれなかったら、というような条件付けも時に大事になってきます。

なれない想定もするのは中々つらいことですが、

ちゃんと一握りのスターのなれる仕事という事はわかっているし、
その上での人生設計をしているよ、というシミュレーションは親の安心になることもあります。
なれない可能性を考えるなら最初からやるなとかいうカタブツペアレンツかも、という人はあえて言わない方が吉かもしれません。家庭それぞれに攻略方は異なりそうです。

他にも自身の気持ちを綴ったレターを送りまくった人や、やる気を示すために、親の前で練習をしまくった人など、あらゆる方法を使って情熱を示し、親のサポートを勝ち取った人も多くいます。

最終的には自立

どうしても反対が覆らないという事であれば、金銭面を自分でどうにかしていくしかありません。

さすがに中学生でなんとかすることは難しいので、高校卒業や大学卒業を見据えて行動する。それを中学時分から考えられるというのは素晴らしい事です。

高校卒業時であれば、もう大人です。自身でなんとかできる事も多いと思います。

が、個人的に「バイトで貯める」は、手っ取り早く人の手も借りない最悪の方法だと思います。

若いうちの時間というのは大きな価値を秘めているもので、それを安い時給でチマチマ稼ぐというのは一番非効率的で最悪の愚策です。

親類にどうにかしてもらえないか、知り合いにどうにかしてもらえないか。
そういうことも、これまでの貢献の結果。

それも無理なら自己ローンなど、借金というと聞こえは嫌な感じですが、若いうちは本当に実感できないポイントですが、時間を買うというのは本当に大事な考え方です。

チャンスは年を経れば経るほど少なくなっていくもので、それを一つでもキャッチするためにはどんどん時間をお金で買っていく事が大事です。

それを必須とした上で、そのお金をどうやって工面していくのか、
人の応援をもらうライブ配信やクラウドファンディング、隙間時間で働ける仕事など、
昔にはなかったツールもどんどん増えています。

『夢のために障害がある』というストーリーは、今成功している人がかつて持っていた、最高にエキサイティングなエンタメです。それを活用するもただの重荷にするもあなた次第。

失敗する人は〜だからダメなんだと原因を考えている間に、
成功する人は〜の為にどうすればいいかと方法を考えます。

輝かしい未来のために、ゴールを描き、その道程をシミュレーションし、

あらゆる方策を考えて自立を目指して欲しいなあと思います。

続く

ということで勝手にお悩み相談でした。

大きな夢を持つ場合、多くの場合に反対されます。

それはドリームキラーと呼ばれるもので、

・日本の保守的な慣習。経済的な失速で夢を持てない社会。

・人の不幸は蜜の味、という「シャーデンフロイデ」という人間の精神の特性。

・全員が成功できるわけではない世の中で、多くの人が折り合いをつけ生きて、
「人の夢の成功」は「自分の折り合いの否定」にもなるという現実。

色んな要因が絡み合い、夢を語ると笑われたり、反対されたりします。

ただそれもそんな要因があるということを知っていれば、

逆に笑われたり反対されたりするということは、きちんと大きな夢を持てているんだなとも思えますよね。

あとはその夢=目標を現実に落とし込むために、毎日の積み上げが大事だし、日々人生が変わる日だと行動的になる事が大事だと思います。

全ては自分の人生、やりたいと思えた事はまずは全力でやってみる事でたくさんの見えてくる事があります。

しかし、思えば自分は、今の自分ならやめたほうがいいということしかやってこなかった人生だなぁと思いました。笑

それも1人で生きてる気になって、相談できる人もなく、結果流されるままに生きてきたからだろうなぁとも思います。

最後は自分自身の決断で進んでいくとしても、本当に色んな人と縁を作り、話を聞き、人生の選択肢を増やす事は常に考えていて欲しいなぁと思います。

次回も同じ内容で親目線でも少し語ってみたいなぁと思います。

ではでは。