ボイスオーバー 解説

素人芸能人ナレーターが開いてくれた ボイスオーバー番組ナレーションの道?

ひろ
ひろ
こんにちわ、ひろです。

専業でボイスオーバーアーティストを生業にしています。

まずボイスオーバーってなに?という人はこちら。

要するに、「声優・ナレーションをはじめとする宅録で行う声のお仕事全般」を指します。

専業1年目にしてボイスオーバーで月収100万円を達成した経験を元に、

声を仕事にしてみたい、副業を作りたいという人、

TV・アニメで活躍する声優やナレーターを目指しているという方へも、

有益な情報をお届けしたいと思っています。

憧れの番組ナレーション

さて、専業ボイスオーバーを続けて2年弱となってきましたが、現在継続的な番組ナレーションのお仕事をさせていただく事ができています。

もちろん地上波バリバリやゴールデンタイムなんていうわけではもちろんないですが、どこぞの草の根ボイスオーバーアーティストが受けられるものだという認識は始めた当初の自分にはありませんでした。

ローバジェットでも声を必要とする人がいて、そこに力になっていく中でなんとか食べれるようになれば・・という当初の想いとは裏腹に、報酬はぐんぐんあがっていき、正社員時代の収入を超え、必要十分なくらいになってきました。

そして東京事務所所属自体に願っても叶わなかった継続的な番組ナレーション。

正直なところ労力などからすると、ボイスオーバーの中ではより割の良い仕事というのはたくさんあったりはするのですが、

それでも、番組というのは広告収入からできていて、その広告を引っ張るための番組で、その番組のカラーを作ってしまうナレーションというのはやはり大事な存在で、そこに選ばれたということは他に変え難い光栄なものでもあります。芸人さんでいうラジオみたいなものでしょうかね?

そんな番組ナレーションをボイスオーバーアーティストに頼むようになったというのも時代の変化というところも大きいのかなぁと思っていまして。

第一には当然のことながら、予算の低下。実際自分が引き受けたお仕事の予算も、いくら若手への依頼でも元いた事務所なら断っているだろうなーというものでした。それは事務所の場合その額が声優と事務所で分けるわけで、事務所は大体20~40%だとすると、小さい仕事にかけるリソースは事務所にはありません。

さらにそこにスタジオを押さえたり、ディレクターが行かなきゃいけなかったり、見えづらいけどかかってくるコストはいろいろとあります。それもこちらは自前のスタジオでやっているからこその強みもあるのですが。

それを踏まえた上で、事務所が受けてもいいよの最低額を番組制作で出せなくなってきたということであり、そのおかげでお鉢が回ってくるのですが、嬉しいやら悲しいやらなこともあります。

第二として、番組ナレーションの多様化というのもあるのかなぁーと思います。

アナウンサーの流れから専業ナレーターが出てきて、番組ナレーションの歴史と文化を紡がれてきましたが、これまた予算的な背景と新時代クリエイターの台頭からなのか、芸人さんや芸能人のナレーションの仕事への参入、果ては素人の方に本来ナレーションベースの内容を読んでもらうなんていう番組も出てきたりしています。

これもまぁナレーターの業界が慣習としてナレーションに大きなギャランティーを要求するという流れが変えられなかったという失敗もあるんじゃないかなーと思います。

大人気番組のナレーションを低価格で引き受けて、その認知を使ってCMなど他の仕事で稼ぐ、というような流れに持っていけないと、専業のTVナレーターはどんどん厳しくなってくるなじゃないかなーとおもったりもします。

最後にはボイスオーバーアーティストのクオリティアップがあるのではないかと。

流石に読みがボロボロで音質がガタガタの人に頼めるわけはないので、

そこの最低限のクオリティを担保できる機材的環境と、技術を持った人がいるという認知が進んできたことによって、声優ナレーター事務所以外からも探してみようか、という流れが生まれてきているのかなぁとも思います。

もちろん自分自身もっともっとできるだろうなぁと思っているし、研究を積み重ねていこうと思っています。

その上で、ディレクターなどクリエイターの方がどれほどプロの技術について精通しているかというと、そこまででもないかなぁという印象を持っています。

自分のイメージの中では、みんな一流と仕事をした事があり、その技術も知った上で、高い要求をして来そうとか思っていたのですが、

世の中の数多いるクリエイターさんの中で、どのくらいの人が一流の人と仕事ができているかというと、そう多くはないのだろうと思います。

固定化されたチームやプロデューサーに囲われながら活躍していたりするでしょうし。

中に年配の人はそのレベルを知った上で値踏みしてそうだなーと思ったりすることもありますが、大概は、その時のその作品に合う表現をしてくれたらOKという印象です。

なので、今後も国内の番組でも少しずつ少しずつ、フリーランスを求めて動き出してきているかもなーという節はあるので、番組ナレーターをしてみたいと思う人は、しっかりとしたいイメージのサンプルを作ってみたり、プロナレーションをコピーして自身の血肉にしてみたり、波に乗る準備をしつつ、事務所よりもローバジェットで受けれることを強みにしつつ、自身でも営業を進めてみると、昔よりも歓迎される空気感になっているんじゃないかなーと思っております。

やはりTVっ子としては番組に関われているということは、難しくも非常に至福なひと時でもありますので、是非みなさんにもおすすめ致します。

ではでは。