現在宅録で声の仕事を専業にしています。
副業から初めて専業になり、それから1年弱。
良い時には月収で50万円を稼げるようになりました。
実際ここまで稼げるようになったのは専業になってからですが、
副業としても声の仕事はオススメなので、そのノウハウをお伝えできればと思います。
声の仕事=ボイスオーバーは可能性だらけ
結論:声の仕事はめちゃくちゃ増えています。
ラジオが生まれ、テレビが生まれ、ネットが生まれ、
その中でもyoutubeはやはり革命的に声の可能性を広げました。
それぞれがコンテンツを持ち、見る人が増えれば広告が報酬をもたらす。
ほぼ独占されていたような状態のコンテンツをクリエイトするということが、
発表の場が増え、実質誰にでもでき、魅力があれば稼げるようになりました。
機材も編集ソフトもお手頃になっていき、個人のクリエイターが増え、専業では無い映像作成者も十分稼げるようになってきた時代。
そこに必要な声も一緒に増えていっています。
やってみた結果
専業でのボイスオーバー活動
・期間9ヶ月ほど
・報酬:270万
・作業時間:1日6〜10時間
まだまだ営業の余地も時間的余裕もあり
広げようと思えば広げていける可能性も感じています。
今後は発信にも力を割いて行こうと思うので、どう推移するかは分かりませんが、
声優のみ食べていける人は一握りと言われる声の世界ではまずまずの成果ですよね。
どういった部分が魅力か
1.即金性
副業を始めようとなったときにブログなどがよく出てきますが、
ブログで利益を出そうと思った時には、1万円得るのに 3時間×120日 360時間かかると言われます。
もちろん、そこから先の報酬の伸び率が魅力なわけですが、そこまで頑張れずやめてしまえばおしまい。
ボイスオーバーでは、
割と見かける1文字1円という報酬で1万文字分。
1万文字であれば、慣れてくれば頑張れば1日で終わる文量です。
他で働きながらであれば、コツコツと3〜4日くらいでしょうか。
確実に自分の頑張りが報酬に変わるということは非常に魅力的です。
2.独自性
よく副業界隈では、動画編集が稼げる副業として取り上げされました。
ただこちらはある程度勉強しないといけないし、ある程度できても、
誰もがスキルを身に付けやすく、ソフトが便利になっていくほど、同じ編集ソフトを使っていて、
表現もすぐに真似できる中で、独自性を見出すのは大変です。
でもボイスオーバーでは、声自体がその人にしかないもの、しゃべりも今まで生きてきた人生が反映されます。
どんなに素晴らしい実績と経験があっても、その瞬間、よりクライアントの求めるものに近い人が仕事を獲得する世界です。
3.素人味もプラスに働く
頑張って練習してきたものにとっては非常に複雑ですが・・・
案件によっては、プロの技が必要ないというものもあります。それどころか足かせになる場合も。
プロの主戦場、テレビの現場でさえもナレーターなどで読みの甘い人が使われたりします。それは年々顕著になっている印象です。
予算がないから、ネームバリューがほしい、といった側面もあったりしますが、
ヘタウマの抜け感、素人味が逆に信頼できる、雰囲気が出るなど、ADさんに読んでもらったら意外に生感あっていいじゃない。なんて、
技術を磨けば磨くほどいいというだけではない恐ろしい業界です。
しかし裏を返すと、読みの経験がたくさんなくとも、あなたの読みが生きる案件が確実に存在するということですし、体感ではそれを求められる場面が確実に増えています。
4.初期費用をかけなくていい
始めると言ってもパソコンにマイクにオーディオインターフェースに〜
と、始めるにあたって初期費用もかかりまくるのでは、と思うかもしれませんが
案件によってはスマートフォンの収録音声でもOKであったり、
サンプルをスマホで録って実際の収録はスタジオで、なんていう案件もあったりします。
今はスマホの性能もアップしているので、使う素材によっては十分、ということも多いです。
それでまずは副業として頑張って、ある程度頑張れるなとおもったら少しずつ機材を足していくとかでも問題ありません。
今あるもので、気軽に参加してみることができるのも魅力的ですよね。
まとめ
そんなこんなで、ボイスオーバーの副業としての魅力でした。
日本はアニメ文化が盛んで、相当実力が無いと〜と思っている人も多いのではないでしょうか?
だけど、実際ボイスオーバーの現場では、
そんなに基礎訓練は受けて無さそうだな〜というような人がしっかり報酬を得ていたりする場面にたくさん遭遇します。
もちろん声の仕事だけで頑張ろう!となったときには、幅広く仕事を得るために大事なスキルなどはたくさんあります。
が、何かはじめようかな〜という人で、喋るのが好き、声を仕事にしてみたいという人にはとてもいいんじゃないでしょうか。
声を磨いたり、しゃべる力をつけることは、自分の人生にも有益になります。是非チャレンジしてみてくださいね。