こんにちわ、ひろです。
現在宅録で声の仕事を専業にしています。
ボイスオーバーボイスオーバーというけどそれなんなん?とお思いの方も多いかと思います。
要するに声を使ったお仕事全般のことですが、それについてのお話です。
呼び方の整理
現在声の仕事の業界では色んな呼び方があります。
声優・ナレーター・アナウンサーという昔ながらの名称
そしてネットが発達するにつれ、音声を個人で発信する、仕事を受注するハードルが低くなり
『ネット声優・ボイスコ(ボイスコーポレーター)・宅録声優・宅録ナレーター』
その他、『同人声優、ボイスアクター』などなど。
様々な名称も扱われるようになりました。
こう見ると色んな表現がありますね。
行っていることの大枠は全て、【クライアントの求めに応じて、適切な音声を提供する。】という事なのですが、
そういった名称が増える背景は
・誰もが知る一流アーティスト達への敬意などから来る区分け
・自分たちのしている事を明確に表現したいなど
・新たな名称でブランディングする
などなど、それぞれの想いがあり自己の役柄を名乗っているのでしょう。
ここでどう定義するか
ではその中で自分はどう定義するか。
ナレーターかと言えば、演じるということもするし、アナウンスのお仕事もある。
そういう意味ではボイスコーポレーターが表現とはしては近いけど・・
わざわざ英語を使うのであれば、海外での呼び名はどうなっているんだろう?
それが『ボイスオーバー』です。
海外では、
【ボイスオーバー=読み上げ】というものを、主に声の仕事として定義しています。その中には自宅で、録音機材などを構え求められた音声を提供する人もとても多いです。
声の仕事がボイスオーバー、
それをする人についての呼び名は、Voiceover artist,Voice actor,Voice artist,といったところ。
やはり海外でも呼び方の違いはあるようです。
個人的にも現在海外からの仕事も増えてきていて、
その中で割合名乗っている人が多く、個人的にも表現がしっくりくる、
ボイスオーバーの仕事をする、ボイスオーバーアーティストという呼び方を取りました。
ただ日本では、
ボイスオーバーと言えば、
バラエティーやドキュメンタリーなどで見かける、英語などの外国語で話している人の映像に、日本語の音声を重ねるレコーディング手法。吹き替えよりもリップシンクが甘かったり、外国語も薄く流したりしているもの。
それをボイスオーバーと言っているので、少々ややこしいのですが。
まぁ今後も世界との繋がりは年々強くなっていくと思うので。
グローバルに合わせてそれを使っていけたらと思っています。
しかしカタカナで書くとなんか間延びした感じもありますね。果たしてまず自分が馴染めるのかどうか・・
ということで、ボイスオーバー?なんそれ?
という人への説明でした。
さいごに
やはり日本は偉大なアニメ文化が栄え、何度も声優ブームを巻き起こし、
声優になる?そんなの一握りの天才のものでしょ。となってしまう日本。
そんななかで、また違った声の仕事の切り取り方も提示していき、
腹括った人以外もより参加できるようになってくると、
声の業界が活発になってきていいですよね。
だって声を出せて、表現する心があれば、ボイスオーバーアーティストになれるのですから。